口腔外科

    歯の病気以外の様々な病気は早期発見が大切です

    口腔外科

    口の中には、歯の病気以外に様々な病気が生じます。次にそうした一部を御紹介致します。

    何ごとにつけ早期発見が大切ですので、お気軽に御相談下さい。

    (症例写真には血液などが写っているものもございますので苦手な方は閲覧の際ご注意下さい。)

     

    1. 舌腫瘍

    舌が腫れていても痛みを伴わないことも、逆に痛みだけを感じる場合もあります。
    とにかく早期発見が大事です。

    治療前:早期発見例
    症例
    治療前:非早期発見例
    症例

     

    2. 乳頭腫

    歯肉や舌、頬の粘膜などに生じる粘膜の腫瘍です。
    ヒト乳頭腫ウイルス(HPV)が原因で生じることがあります。

    治療前
    症例

     

    3. 血管腫

    幼い頃から徐々に大きくなることが多く、小児期に発見されるのが殆どです。

    治療前
    症例

     

    4. 歯牙腫

    歯茎が腫れている、なかなか永久歯が生えてこない、といった場合にまれに発見される歯の奇形のようなものです。
    摘出後は永久歯が正常に萌出することが殆どです。

    治療前:歯肉が腫れています
    症例
    治療前:レントゲン写真
    症例
    摘出した歯牙腫
    症例

     

    5. 粘液嚢胞

    下唇の内側の口角よりに生じる軟らかい半球形のはれもの。
    時につぶれて一旦萎んでもまた膨れてくることを繰り返す場合もあります。

    治療前
    症例

     

    6. 下顎隆起

    下顎の内側に硬い骨のような膨らみがあって徐々に大きくなって来たようなので心配、と来院される方がいます。
    これは腫瘍ではなく外骨症という言わば状態の一種です。
    義歯の邪魔になる場合は処置の対象になります。

    治療前
    症例

     

    7. 扁平苔癬

    主に両側の頬の粘膜に赤みと刷毛で描いたような白い模様が特徴的な粘膜の病気です。
    時にしみる症状が強く出ることがあり、軟膏などで症状をやわらげます。
    確実に診断をつけて経過観察を続けるのが大切です。

    治療前
    症例

     

    8. 白板症

    粘膜表面の上皮という部分の角質が厚くなり、白くなる病気です。
    上皮の中に性格の悪い細胞が現れることがありますので、確実な診断と処置が必要です。

    治療前
    症例

     

    9. 帯状疱疹

    ここ2~3日顔がぴりぴり痛い気がする、と言って来院されました。
    特徴的な水疱を目の下と上顎に発見しましたので、近隣の医療センターを直ちに紹介し抗ウイルス薬の投与を開始しました。
    発見、治療が遅れると顔面の(三叉)神経痛がずっと続く場合があるため注意が必要です。

    治療前:目の下の水泡
    症例
    治療前:上顎
    症例

     

    10. 歯牙脱臼

    転んだ時、顔から着地してしまうことが多いのが頭の重い小児の特徴です。
    その際、前歯の脱臼が生じることも多く、速やかな整復、固定は地域歯科医療の基本です。

    治療前
    症例
    治療後
    症例

     

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